シルヴェスター・スタローン、ローマ法王フランシスコに謁見 "ロッキー・バルボア"

ローマ法王フランシスコとの会談で、シルベスター・スタローンは謁見し、彼の象徴的なキャラクターである "ロッキー・バルボア "について語った。

バチカンはこのほど、ロッキー・バルボアの象徴的な役を演じたことで有名な、ハリウッドで最も愛されている俳優の一人を迎えた。フランシスコ法王は「光栄です」と感嘆の意を表したが、俳優の表情はどこかよそよそしく、法王は通訳を介して会話を交わした。通訳は "私たちは皆、彼の映画で育った "と伝えた。

この間、ハリウッドスターは妻ジェニファー、弟、そして3人の娘たちとともにイタリアで休暇をとり、先祖と再会している。シルヴェスター・スタローンと、有名なミュージシャンである弟のフランクは、最近、バーリ県のジョイア・デル・コッレに名誉市民権を与えられた。ここは、彼らの祖父がアメリカに移住する前の出身地である。

シルベスター・スタローンとパパ・フランチェスコ

彼の祖父が経営していた理髪店の鍵である。スタローン一家は、祖父が亡くなったときに遺贈されたこの鍵を大切にしている。その鍵は大きく、少し錆びており、彼らの遺産の象徴となっている。

昨年、俳優はバチカンのシスティーナ礼拝堂を個人的に見学し、そこで一連の特別な写真の被写体となった。これらの写真には、俳優が2つの巨大な鍵セットを手にしている様子が写っており、それぞれの鍵は形もスタイルも異なっていた。この鍵は、バチカン美術館とシスティーナ礼拝堂の扉を開く役割を担うバチカン職員が毎日使用するものだ。この俳優はインスタグラムにそのような写真を投稿し、小さなオフィスやミケランジェロの有名な傑作が収められている礼拝堂を含め、バチカン市国のすべてのドアを開ける鍵を所有する特権を持っていると主張した。さらに、法王を選出するコンクラーベはこの礼拝堂で行われる。

シルベスター・スタローンには3人の娘がいるが、そのうちの1人の名前はシスティーナ。前年、ロッキー・バルボアはパラマウントのプラットフォームで新番組の宣伝をするためにイタリアを訪れた。今回は、ユニークな祝福を求める意図でローマ法王を訪ねているようだ。また、昨年、世界中に25年の絆で結ばれたジェニファーとの破局の噂が流れたが、それにも応えようとしているのかもしれない。

記事:Il messaggero